
★日経225の日足では、三角持ち合いの下限(S1とS2)を明確に下抜けしたことで、下値目処を探る展開の状態となっている。
昨日は21年10月6日安値27,293.62円が前日に続きサポートとして意識され、後場から持ち直す展開になりS2まで持ち直す展開になった。しかし、下向きの5日SMA(赤線)とS2がレジスタンスとして意識された。
本日は米国株の下落につれて下落して始まり、10月6日安値を下回る動きになっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、やや売られ過ぎ過熱感が出てきているが、%DとSlow%Dも下向きになっていることで下押しがバイアスが継続している。
次の下値目処として意識されるのは、8月20日安値の26,954.81円になる。
この安値は長期トレンドを示す月足のダブルトップのネックラインになっており、非常に重要なポイントになる。このネックラインを下抜けると、24ヵ月SMAの25,797円近辺までの下落が意識される。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)