★日経225の日足では、20年8月20日安値26,954.81円を起点として20年10月6日安値27,293.62円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして有効となっている。
昨日もS1を下抜けすることもなく終了した。
ただ、上値では短基線である5日SMA(赤線)から長期線である260日SMA(茶線)までが集中しており、上値の重さが意識される。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっており、下押しバイアスが強いことを示している。
20年9月14日高値30,795.78円を起点として20年11月16日高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)では上値を切り下げる展開となっている。
S1とR1の間では、三角持ち合いのパータンとなっており、上限で跳ね返され、下限で反発する展開になっている。
1月5日の上限上抜け失敗から今回は下限下抜けトライとなったが、現状では失敗に終わっている。
いずれ三角持ち合いからの上下の放れの展開になるが、各SMAが集中していることもあり、短期から長期における損益分岐点が集中していることで、大きな放れになりやすいので注意が必要となる。