★エンベロープ(移動平均乖離率バンド)は、移動平均線に対して一定のかい離を持つ伴線を引いてバンド(帯域)を表示したものである。エンベロープは単純移動平均線の上下に、一定幅でかい離させた複数の線を表示させたもので、価格が基本的に移動平均線に絡みつくように動き、上下バンドの範囲内に収まる習性に着目したものである。また、『順張り』、『逆張り』それぞれの投資手法に利用ができる。
25日SMA(茶線)を中心線として、エンベロープは±2%、±3%、±5%、±7%の順にバンドが引かれている。
今年に入ってからは、上下に振れる展開になりながらも概ね±7%以内に収まる展開が続いている。そのため、±7%まで上下に振れた際は『逆張り』での売買目線で見ていきたい。
ただ、小さな上下の振れでは±3-±5%内での値動きになっている。
25日SMAを明確に上抜け・下抜けした際は、『順張り』での売買戦略となる。
現在はプラス5%に向かって上昇していたものの届かず、プラス3%をわずかに下抜ける展開になってきた。