★日経225の日足では、一目均衡表の雲下限の27,521.79円が意識される展開になっている。明日以降は雲下限は下値を切り上げる展開になっている。さらに、週明けは雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。また、ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、±3σが外側に拡張するエクスパンションとなっているが、今回は下落基調が加速したことによることから、短期的な拡張で終了する可能性もある。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ過熱感が出ているものの、%DとSlow%Dが下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
雲下限で下げ止まっているものの下押しバイアスが強いことから、雲の下限を下抜けするようなら8月20日の直近安値となる26,954.81円が下値目処として意識される。
一方で、雲下限から反転するようなら、雲上限や下向きになったマイナ2σがレジスタンスとして意識される。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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