★日経225のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、9月に入ると±3σのバンドが拡張するエクスパンションとなり、上昇基調を強める動きになった。
±3σのバンド幅が拡張しているときは、強いトレンド発生を意味している。
当初はプラス3σをバンドウォークしていたが、徐々に勢いが鈍りプラス2σを下抜けした。そして、マイナス3σが横ばいから内側に方向が転換したことから、上昇の勢いは鈍化していることを示している。このマイナス3σが売り側に入った段階で、買いポジションの半分を利益確定すると良いとされている。
ただ、プラス3σが上向きを維持していることから、直ぐに下落基調になるかの判断は時期尚早となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ過熱感が強い中で%D:92.07%がSlow%D:94.10%をわずかに下抜けてきていることも、上値の重さが意識される。
現在はプラス1σの30,279円がサポートとして意識され下支えされる展開になっている。プラス1σを下抜けするようなら、21日SMA(黒線)の29,040円近辺までの調整が意識される。