★くりっく株365のNYダウ(つなぎ)約定値から日経225(つなぎ)約定値を差し引いた数値を使ってボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)で分析する。
21日SMA(茶点線)より上ではNYダウが割高・日経225が割安、一方21日SMAより下ではNYダウが割安・日経225が割高としてみる。
今年に入ってからは、概ね±2σ~±3σに近づくと反転する動きになっていた。一転して9月に入ってからは、ボリンジャーバンドはエクスパンションの動きになり±3σが拡張する展開となった。要するにNYダウの割安に対して日経225が割高になったことを意味する。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、低水準で底這いの状態となっており、両株価指数の縮小幅が行き過ぎのシグナルが点灯している。
ただ、マイナス3σのバンドウォークからサヤは横ばいから緩やかに上向きになってきており、サヤが縮小してきている。また、プラス3σが内側に閉じ始めていることから、サヤ拡大の勢いは鈍化していることを示している。
現在のサヤは4,440円であるが、戻り上値目処はマイナス1σの4,810円が視界に入る。