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日経225の日足では雲上限を意識!

2021.09.01

 

★日経225の一目均衡表日足では、昨日は下向きになった52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(茶線)雲の下限がレジスタンスとして意識され上抜け出来なかった。しかし、本日は寄り付きからレジスタンスを上抜けて始まった。

米国株に比べた日本株の出遅れ感が意識されたほか、先行きの経済対策による景気回復への期待も高まったことで買いが優勢になった。

 

一目均衡表の雲の中で寄り付いた後は、雲上限まで上昇する展開になっているものの、レジスタンスとして意識され上値が重くなっている。本日は雲の上限を上抜け出来るかが焦点となる。転換線(赤線)基準線(青線)は上向きになり重なっている。

日経225の場合は、雲上限を上抜けしても陰線が出現して上値が抑えられるようなら、反落して雲の中に沈む下落調整となりやすい。そのため、雲上限を上抜けしてもその後の動きには注意が必要となる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線は上向きを維持しており、過熱感なく上昇基調が続いている。

 

本日は雲上限を上抜けして終了することが出来るかが焦点となる。さらに、明日以降も陽線引けとなるような強い相場が続くかも注目点となる。陰線が続くようなら上値の重さが意識され、再び下落調整となる可能性も残る。今週末には、米8月雇用統計が発表されることや、6日月曜日がレイバーデーとなり米国市場の休場ということも重なって、週末にかけては利益確定売りも出やすい。

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