★日経225の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)が26週SMA(青線)を下抜けるデッドクロスして下落基調を示している。また、13週SMAがレジスタンスとして意識され戻り上値を抑える展開になっている。
一方では、20年3月20日週の安値16,358.19円と21年2月19日週の高値30,714.52円の23.6%押しとなる27,326.43円と緩やかに上向きの52週SMA(緑線)の27,433.16円がサポートとして意識され下支えする展開となっている。
下向きの13週SMAと上向きの52週SMAは値幅が徐々に狭まる方向にある。そのため、上下どちらかに放れる可能性がある。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎの低水準から%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになってきたことで、上向きバイアスが強まってきている。
そのため、13週SMAを上抜ける可能性が高まっている。しかし、上値では26週SMAの28,644.13円が位置しており、上値目処として意識される。