★日経225の日足では、8月20日には260日SMA(茶線)まで下落したものの、サポートとして意識され下げ止まって反発する展開になった。
その後も順調に戻り基調が続いおり、25日SMA(青線)上抜ける展開になっている。25日SMAも下向きから徐々に横向きに転換してきている。
また、5日SMA(赤線)が上向きになっており、10日SMA(黄線)とゴールデンクロス寸前になっていることで、短期的には上昇基調が継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、低水準から%DがSlow%Dを上抜けかい離幅を広げて両線とも上向きになっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。
まとめると、25日SMAをサポートとして上昇基調が継続している。また、ストキャスティクスでも過熱感なく上昇バイアスが強まっている。そのため、上値にある200日SMA(紫線)の28,199円が視界に入ってくきている。ただ、75日SMA(緑線)が下向きになっており、戻り場面ではレジスタンスとして意識される。
相場トレンド的には、徐々に上値・下値を切り下げる展開になっており、下落トレンドの戻り基調ということになる。そのため、8月12日の直近高値である28,279.80円を上抜け出来るかが相場の焦点になる。
週末27日にジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演を控えていることから、全般様子見ムードが強く現段階では上値追いするほどの勢いはない。そして、25日SMAでの値固め的な動きになっている。
そのため、特に売買材料なければ、今日明日は様子見ムード強い中で小動きの展開が予想される。