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日経225の52週SMAと200週SMAの関係!

2021.08.20

 

★日経225の中期トレンドを示す週足で、52週SMA(黒線)200週SMA(紫線)を使って分析する。

ロウソク足(価格)が上向きの52週SMAの上方に位置している時は、サポートとして意識され反発するケースが多い。一方で、ロウソク足が下向きの52週SMAの下方に位置している時は、レジスタンスとして意識されることが多い。

また、52週SMAが200週SMAの上にあり、ロウソク足が明確に52週SMA下抜けすると、ロウソク足は200週SMAまで下落することが多くある。そして、200週SMAがサポートとして意識されると再び反発地合いとなりやすい。一方で、ロウソク足が200週SMAを下抜け52週SMAがデッドクロスすると、しばらくは下落基調が継続しやすい。

200週SMAかい離率では、上方かい離率30%台と60%台が相場の節目になることが多い。2006年では60%手前が高値となり低下基調となったが、30%台で一旦下げ止まる展開になった。2013年から2015年でも30%~60%手前でもみ合い展開になった後に0%近辺まで低下した。

 

まとめると、現状上向きの52週SMAの27,249円の攻防となっている。明確に下抜けするようならば200週SMAの位置する23,319円まで上下変動しながらも低下基調となりやすい。ただ、200週SMAが上向きになっていることから、時間の経過で徐々に下値目処は切り上がっていく。200週SMAで反発するようなら再び上昇基調に戻るものの、明確に下抜けするようなら下値模索の展開が続く可能性がある。200週SAMかい離率からも、2月19日週に35.41%が高値となり下落基調となっており、現在16.20%までかい離率は縮小している。

 

52週SMAの攻防で、反発するのかそれとも下抜けするのか今後の注目点となる。相場において非常に重要なポイントにきている。

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