
★日経225の長期トレンドを示す月足では、21年2月が高値のピークとなりその後は上値を切り下げる下落基調が継続している。
12ヵ月SMA(赤線)の27,254円の攻防となってきた。過去において12ヵ月SMAを下抜けすると大きな下落につながりやすいという特徴がある。
12ヵ月SMAを下抜けしても24ヵ月SMA(青線)がサポートとして意識され反発するケースもあるが、現在24ヵ月SMAは24,632円に位置している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強まっている。
また、陰線出現から6ヵ月目となり、酒田五法でいう『5連陰』以上の陰線が続いていることから、相場の弱さを示している。
12ヵ月SMAを下抜けると、大きな下落調整含みの展開になりやすいことから注意が必要となる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)