
★ユーロ/ドルの動きをドル/ユーロに置き換えると、より分かりやすい。そのため、チャート上ではドル/ユーロで表示している。
ドル/ユーロ(赤線)とドル/南アランド(青線)、ドル/メキシコペソ(緑線)で表示している。
6月に入るとユーロがドルに対して強含むと南アランドとメキシコペソもドルに対して強含む展開になった。ただ、7月下旬からはドルが強含みとなると、ユーロだけでなく南アランドとメキシコペソも弱含みの動きになっている。
ここでの特徴は、値動きのタイミングは同期間にドルに対して強含み・弱含みとなるが、国内事情などの違いから振幅の大きさが変わることである。
取引のコツとすれば、ユーロとドルの関係でどちらの通貨が強いのかを見極めることである。そして、ユーロが強いのであれば南アランドとメキシコペソ買い目線なる。一方、ユーロが弱いのであれば売り目線となる。
方向性が分かれば、後は個別通貨でのテクニカル的な分析によって売買のタイミングを計ることが肝要となる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)