★日経225の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)の28,994円と26週SMA(青線)の29,021円を下抜けてきた。
また、13週SMAが26週SMAをわずかながらも下抜けするデッドクロスする展開になってきた。
4月23日週の終値で13週SMAを下抜けしてからは、レジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%Dが下向きになってきており、Slow%Dを下抜け寸前の様相となっている。
そして、2月19日週の高値30,714円がピークとなり徐々に上値を切り下げてきている。
これらのことから、中期トレンドでは上値が重くなるとともに下落基調の兆しが出てきている。
下値では、20年3月20日週安値16,358.19円と21年2月19日高値30,714.52円を結んだフィボナッチ・リトレースメントの23.6%押し27,326.43円や52週SMA(緑線)の26,563.92円、38.2%押し25,230.40円が下値目処として意識される。