★日経225の日足では、前日の米国株で大幅反発したことから、連れて寄り付きから上昇基調を強める展開になっている。
しかし、下向きの5日SMA(赤線)28,821円と25日SMA(青線)28,792円がレジスタンスとして意識され両手で上値を抑えるような様相になっている。
さらに、上値では10日SMA(黄線)28,947円、75日SMA(緑線)29,068円、100日SMA(黒線)29,120円もレジスタンスとして意識されそうだ。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げて下向きになっていることから、現状では下押しバイアスが残っている。
昨日は空売り比率が50.2%(日本証券取引所発表:JPX)と今年1月28日50.2%以来の50%超えとなったことから、朝方から空売りの買い戻しの動きが強まったと思われる。
空売りの買い戻し一巡後の動向がポイントになる。
本日は上値が軽く感じられるが、各SMAを下抜けしたことから、上値追いには新規の材料が必要となる。