本日はトルコ中銀が金融政策決定会合を開催し、日本時間20時に結果が公表される。政策金利は19%で据え置きがコンセンサスであり、その声明内容に注目が集まっている。基本的には引き締めスタンスは継続する思われるが、21年末は12.2%とする中銀インフレ見通しに自信を深めた文言が織り込まれるようならば、緩和余地の広がりと市場が捉えるかもしれない。
また、米国では昨日、FOMCメンバーの利上げ見通しが前倒しされ、今後はテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)議論が進められることが確実視されている。米金利が上昇傾向を強めるようなら、ドル/リラがリラ史上最安値8.8008リラを再び目指す展開になりやすい。そうなれば、リラ/円の下値余地も広がる動きとなりやすい。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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