★日経225の中期トレンドを示す週足では、5月14日週には13週SMA(赤線)と26週SMA(青線)を下抜け下落トレンド入りかと思われた。しかし、5月28日週には26週SMAを回復する戻りとなったが、緩やかに下向きになってきた13週SMAが強力なレジスタンスとして意識され上値を抑えている。
一方で、上向きの26週SMAがサポートとして意識され、下支える展開になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、上値を切り下げる下落基調となっていたが、%DとSlow%Dは横ばいになってきており、下押しの動きは一服となっている。
13週SMAと26週SMAに挟まれながら三角持ち合いの様相となっていることで、上下放れの前兆となっている。
長期トレンドを示す月足では、2月がピークとなり上値を切り下げる展開になっていることで、週足では下放れの可能性が高くなっている。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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