★日経225の中期トレンドを示す週足では、3月20日週の安値16,358.19円を起点として、10月30日週の安値22,948.47円を結んだトレンドラインS1を一旦下抜けたことでトレンド転換の兆しとなった。しかし、再びS1近辺まで戻り基調となっており、上抜け出来るかが注目される。
また、13週SMA(赤線)と26週SMA(青線)を下抜けしたことで、トレンド転換の兆しとなったものの、再び26週SMAを回復する展開になっている。
現状はS1と13週SMAがレジスタンスとして意識されており、上抜け出来るかが今後の注目点となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、上値を切り下げる展開になっていたが、%Dが横ばいになってきたことで、Slow%Dを上抜け出来るかも注視される。
まとめると、一時下落基調の様相となったものの、再び回復の兆しが出てきている。しかし、レジスタンスを上抜け出来ないと、上値の重さが意識され再び下落基調に戻る可能性がある。そのため、来週からの動向が重要なポイントになる。