★日経225の中期トレンドとなる週足では、20年3月20日週安値16,358.19円を起点として20年11月30日安値22,948.47円を結んだトレンドラインS1と26週SMA(青線)の28,435.02円が昨日からサポートラインとして意識され下げ止まる展開になっている。
一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dはかい離幅を広げながら両線が下向きになっており、下押しバイアスが強いこを示している。ストキャスティクスでは、1月1日週の%Dの95.54%がピークとなりその後は低下傾向にある。一方で、その間価格は上昇したことから、弱気のダイバージェンスとなっており、下落調整の兆しが出ている。
昨日もコメントしたが、S1と26週SMAを維持出来るかそれとも下抜けするか重要なポイントになる。
26週SMA、52週SMA(緑線)、200週SMA(紫線)は上向きを維持していることから、大きな流れとしては上昇基調は継続している。ただ、相場の節目を下抜けすると中期トレンドの基調も変化してくる可能性があるので、今後の動きには注意が必要である。