
★ドル/円の長期トレンドを示す月足では、21年3月にレジスタンスとして意識されていた34ヵ月SMA(青線)を上抜けしたことで円安基調が強まると思われた。しかし、2ヵ月連続の陰線となっており、34ヵ月SMAの108.39円がサポートとして意識され辛うじて下支えする展開になっている。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けかい離幅を広げながら両線とも上向きを維持していることから、円安基調は継続している。
下値では17ヵ月SMA(赤線)の106.85円、240ヵ月SMA(茶線)の106.24円、120ヵ月SMA(緑線)の104.27円がサポートとして意識される。
特に120ヵ月SMAは最終的なサポートラインとして意識される。
現状はややドルの上値が重くなっているが、長期的トレンドでは円安基調は維持されていることから、現状では押し目買い狙いとなる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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