★ケルトナーチャネル(パラメータ:20、2)&ボリンジャーバンド(パラメータ:20、プラス2、マイナス2)の組み合わせ分析の日足では、上下バンドの範囲内でのレンジ相場となっている。
ケルトナーチャネルは、20日移動平均線(SMA)を挟む上下ラインでバンド状のチャネルを描き、値動きの多くはチャネル内で推移するが、チャネルから飛び出した値動きをフォローしていくトレンド系のテクニカル指標として使われることが一般的である。値幅平均値はATRに乗数2を掛けた値となる。
使い方は、上部バンドを上抜けた場合は、上方への強いトレンドが発生していると判断し、中間線をサポートとして買いでトレンドフォローする。反対に、下部バンドを下抜けした場合は、下方への強いトレンドが発生していると判断し、中間線をレジスタンスとして売りでトレンドフォローする。
ケルトチャネルはボリンジャーバンドと共に横向きになっていることで、トレンドレスの状態を表している。そして、ほぼボリンジャーバンドの±2σのバンドと重なるような状態となっている。
ケルトチャネルとボリンジャーバンドが重なるところでは、サポートやレジスタンスになりやすい。
現状は、20日SMAの29,405.51円を上抜け出来るかの攻防となっており、上抜け出来るようならケルトナーチャネルのバンド上限30,159.07円とボリンジャーバンドのプラス2σの30,192.24円が意識される。
レンジ相場の様相となっていることから、バンド上限近辺では売り目線、バンド下限では買い目線になる。