★日経225のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)は、バンドがほぼ横ばいとなっていることから、レンジ相場の様相となっている。2月中旬以降は±2σが上下限が抵抗体になっている。また、一目均衡表の上限を上抜けしていることから、上昇期待は維持している。さらに、雲の上下限もサポートとして意識される。
そのため、プラス2σの30,252.096円が上値目処として、マイナス2σの28,675.924円が下値目処として意識される。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを下抜け両線とも緩やかに下向きになっていることで、下押しバイアスが強まってきている。
雲の上限を維持していることから底堅い展開となっている一方で、ストキャスティクスでは徐々に下押しバイアスが強まってきている。
もし、下押しするようなら、マイナス2σや雲下限を維持できるかが注目される。
ただ、現状は方向感のないレンジ相場となっていることから、±2σ近辺が売買のタイミングとなる。