★ドル/円の日足では、1月6日安値102.56円を起点として1月21日安値103.30円を結んだトレンドライン(S1)のメインのトレンドライン上回っていることから上昇基調は継続している。一方で、2月23日安値104.88円を起点として3月24日安値108.42円を結んだトレンドライン(S2)を下抜けしてきたことで下落調整的な動きになっている。
下値目処としては、1月6日安値と3月31日高値110.96円を結んだフィボナッチ・リトレースメントと白銀比率で分析する。
一時サポートとして意識されていた23.6%押しの108.98円を下抜けしてきた。そして、白銀比率29.80%押しの108.45円がサポートとして意識されている。この29.8%押し近辺は、3月にもみ合い相場となった価格帯であることから、下値目処として意識される。
下抜けした場合は、38.2%押しとなる107.75円が下値目処になるが、トレンドラインのS1も意識される。S1を下抜けするようなら、トレンド転換した可能性があり円高基調が進むシグナルとして意識される。
29.8%押しの108.46円付近が相場の節目になる可能性があるため、反転するのか下抜けするのかが注視される。