★日本取引所グループ(JPX)の投資主体別売買動向から外国人投資家の売買動向を見ると、昨年10月から外国人投資家は6ヵ月連続で日本株の買い越しが続いている。
大きな特徴とすれば、例年1月~3月は大幅売り越しになっていたが、今年に限っては買い越しが継続している。
4月は、昨年の新型コロナウイルスのパンデミックによる過度なリスク回避の動きから売り越しになったが、例年外国人投資家は買い越しに転じる月である。
そういうことからも、4月は外国人投資家の買いが入りやすい。
ただし、5月以降は買い越しと売り越しが錯綜しているものの、ここ数年は売り越しに傾いている。そのため、今年も5月以降は外国人投資家の利益確定売りなどが出やすくなり、日経平均株価も下落調整しやすい。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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