★ドル/円の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)が26週SMA(青線)と52週SMA(緑線)を上抜けするゴールデンクロスしており、強い上昇基調が継続している。
また、200週SMA(紫線)では一時レジスタンスとして意識されたものの、先週から上抜けしてきた。
しかし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:96.60%、Slow%D:95.49%とかなり買われ過ぎ過熱感が出ている。しかし、モメンタム系のオシレーターでは、明確なトレンドが発生しているうちは高水準に張り付くというダマシになりやすい。
上値目処では、昨年乱高下した際の2月21日高値112.22円が上値目処として意識される。
現状では、過熱感はあるものの上向きバイアスが強いことから、順張り戦略が正当化される。ただ、112.22円近辺で上値が重くなるようなら、動向次第では逆張り戦略も有効となる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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