
★日経225の中期トレンドを示す週足では、先週一時上向きの13週SMA(赤線)28,863円を下抜けしたものの、下ヒゲとなって13週SMAを回復して週末を終了した。
また、20年3月20日週の安値16,358.19円を起点として20年10月30日週の安値22,948.47円を結んだトレンドライン(S1)を上抜けしていることから、上昇基調は継続している。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強まってきている。
現在は上昇基調が継続しているものの、3万円近辺での高値圏でもみ合い相場となっており上昇のモメンタムは鈍化してきている。
S1を下抜けするようならトレンド転換の様相となるが、それまでは押し目買い狙いとなる。高値圏でもみ合い相場となっているが、上昇のモメンタムは鈍化してきていることから、高値づかみには注意が必要となる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)