★日経225の日足では、ダブルトップネックラインの3月5日安値28,308円割れが注目されていた。そして、75日SMA(緑線)がサポートとして意識され下支えした。
テクニカル的にはダブルトップネックラインを下抜けすると、下落調整色が強まることが多いことから市場参加者の注目が集まっている。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
また、5日SMA(赤線)は25日SMA(青線)とデッドクロスして下向きとなっていることで、短期的な下落基調が継続していることを示している。
そのため、本日は一旦反転しているものの、ダブルトップネックライン割れのリスクは現状では続いている。
下値では、100日SMA(黒線)27,638.42円や200日SMA(紫線)の25,288.29円が下値目処として意識される。
一目均衡表の値幅観測論(予測)から、その波動の均衡点(水準)を探る。
・N計算値:28,079.05円
・V計算値:26,132.14円
・E計算値:25,902.62円
・NT計算値:30,255.48円(下抜け)
ただ、均衡点は、あくまでも形成された波動からバランスの良い水準であって、一般的な目標値とはことなると、一目山人は述べている。
引き続き、75日SMAやネックライン近辺での動向が注視される。