★週末の米国株式市場では、NYダウが234ドル安となったことで、日経225先物6月限も160円安の29,330円で終了した。
週明けの日経225は弱含みで推移する可能性が高い。
日足では、25日SMAの29,654円がサポートとして意識されるが、週末夜間の先物市場では25日SMAを下回っている。
そのため、中期トレンドを示す週足で分析すると、2020年5月8日週に13週SMA(赤線)を上抜けしてから、サポートして意識され上昇基調を維持してきた。そのため、13週SMAの28,670円が下値目処として意識される。
また、2020年3月20日週安値16,358円を起点として2020年10月30日週安値を22,948円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DとSlow%Dの両線は下向きとなっており、下押しバイアスが強いことを示している。
まとめると、日足では25日SMAを下回る可能性が高いものの、中期トレンドでは上昇基調が継続している。ただ、先行き13週SMAやS1を明確に下抜けするようなら、中期的トレンドでも下落基調に反転したことになる。