★ドル/円の中期トレンドを示す週足では、下降トレンドにあった下向きの13週SMA(赤線)を上抜け、レジスタンスとして意識されていた26週SMA(青線)や52週SMA(緑線)を上抜けすると急速に上昇基調が高まった。
しかし、今回も200週SMA(紫線)がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
この200週SMAは2019年11月29日週からレジスタンスとして意識されたが、2020年2月21日週に上抜けしたが翌週には急落する展開となった。また、3月20日週でも同様に上抜けした翌週には急落する展開となっている。
また、2020年6月5日週では、200週SMAまで円安基調となったものの、レジスタンスとして意識されると翌週には急落した。
これまで、200週SMAを絡んだ動きをした後に、ドル/円は急落するパターンが続いている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、やや買われ過ぎ過熱感が出てきており、急落する芽が出ている。
このまま、200週SMAがレジスタンスとして意識されながらも高止まりとなるのか、来週にドル売り材料が出て急落するのか、それとも、一気に200週SMAを上抜けした後に、急落するパターンなのか、来週の相場動向が相場の節目になる可能性がある。