★日経225に日足では、米中貿易協議の進展期待からリスク選好の円安・株高となった。しかし、近くて遠い2万1000円が再びレジスタンスとして意識されそうだ。
売りサイドから見ると2万1000円付近でレジスタンスとして上値が重くなると、売り崩しの動きが出てきそうだ。その一方で、2万1000円を上抜けすると、踏み上げ相場となり売り方からの買い戻しで吹き上がる可能性も残っている。
吹き上がった際は、75日SMA(緑線)の21,216円が一旦の上値目処として意識される。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、価格は上昇したにも関わらず、上値を切り下げるダイバージェンスとなっており、下押し圧力が強いことを示している。また、本日の上昇でも%Kと%Dは下向きとなっていることも注目される。ダイバージェンスが発生しても、必ず下落基調となるとは限らないが、そのリスクが残っていることに注意しておく必要がある。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)