★ドル/円の日足では、10日SMA(黄線)がサポートとなり高止まりしていたものの、260日SMA(茶線)がレジスタンスとして上抜け出来ずに足踏みしていた。その260日SMAを上抜けしてきたことで、目指すは200日SMA(紫線)の111.27円や75日SMA(緑線)の111.35円となる。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%K:87.88、%D:85.80%とやや過熱感が出てきていることから、200日SMAや75日SMAがレジスタンスとしてかなり意識されると予想される。
米政府機関の閉鎖が回避されるとの期待が高まるなか、日経平均株価が500円超高まで上げ幅を広げたことをながめ、ドル買い円売りが強まっている。上値を110円で暫く抑えられていただけに、上抜けするとストップロスを巻き込む動きとなりやすい。一方で、ドル買い戻しが一巡すると一旦上値も重くなりやすいことから、200日SMAや75日SMAが上値目処となりやすい。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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