★ドル/円の中期トレンドを示す一目均衡表週足では、雲の上下限や基準線(青線)と52期間の高低の中心値となる先行スパン2の当日線(灰線)がレジスタンスとなり、1月3日のドル失速以降は上抜け出来ない状態となっている。
転換線5週(茶線:オリジナル線)や転換線9週(赤線)は下落基調にあることから、下押し圧力が強まっている。
また、26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を下抜け下向きとなっていることや、26期間先の先行スパン1が先行スパン2を下抜けしてきたことから、トレンドに変化が出てきている。
RSI(パラメータ:14、30、70)では節目となる50%を下抜けており、方向的にも下向きとなっていることから円高基調が強いことを示している。
中期的トレンドでは、円高方向への圧力が強まってきている。相場の方向を示す基準線が横ばいから下向きになると円高基調が強まる可能性が高いので、警戒する必要がある。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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