
★ドル/円の日足では、昨日25日SMA(青線)を下抜けて終了したことで、25日SMAの109.11円がレジスタンスとして意識されてきた。また、5日SMA(赤線)109.21円や10日SMA(黄線)109.40円も下向きとなりレジスタンスとして意識されている。
ロウソク足でも、前日の高値・安値を切り下げる展開となっており、徐々に陰線が大きくなると加速的な下落につながるリスクが高まる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも買われ過ぎ域から%Kが%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下押し圧力が強まっている。
この状況では、押し目買いよりも戻り売り目線で見ておいた方がリスクは少ない。
2018年12月期の日銀短観による大企業為替想定レートでは、下期は109.38円を下回ってきた。また、自動車業態の下期109.64円を下回ってきたことから、ドル/円の戻りが重いと円高進行を嫌気した輸出企業のドル売り・円買いが入りやすくなり、円高が加速するリスクも高まってくる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)