★日経225の日足では、キャタピラーショックからNYダウが208ドル下落したことを受けて売りが先行した。しかし、25日SMA(青線)20,346円がサポートとして意識され下ヒゲを伴って基調となり、前日比15円高の小幅高で終了した。
ただ、前日高値・安値を切り下げるロウソク足となり、地合い的には弱い動きとなっている。
5日SMA(赤線)20,651円や10日SMA(黄線)20,611円は辛うじて上抜けして終了したが、明日以降レジスタンスとして意識されやすい。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も買われ過ぎから%Kと%Dが下向きとなっていることから緩やかに上値が重くなっている。
12月26日安値と1月4日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けたことで、トレンドラインがレジスタントして意識される。
日経225の戻り上値も重くなってきていることから、25日SMAを下抜けすると下落基調に勢いがつきやすいので注意が必要となる。一方で、再び5日SMAと10日SMAを確り上抜けすると回復基調が継続する可能性が高くなる。そのため、明日の相場ではレジスタンスを確り上抜けするのか、それともサポートを下抜けするのかが焦点となる。