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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 近くて遠い110.00円台!

2019.01.26

 

★欧州市場朝方の取引では、110.00円が意識されると伸び悩み、やや上値の重さが意識された。欧州株が全面高で推移する中、下押しは限定され109.85円前後と日中高値圏でドル高地合いを維持した。米国株高や米長期金利の上昇による円売りの動きも一巡するとややドル売りが優勢になった。米国株やNY勢の本格参入待ちとなり、109.80円を挟んだもみ合いが続いた。NYダウ先物が200ドル高と堅調に推移した。為替市場は材料難ながら、リスク選好による円安地合いは維持した。

 

一時109.95円と日通し高値を付けたが、110.00円がレジスタンスとして意識されると一転してドル売りが優勢になった。オプションが110.00円に観測されており、相場の重石となった。WSJが『FRBは量的金融緩和で買い入れた米国債などの保有資産の縮小の終了を議論している』と報じたことを受けドル売りが優勢となった。1009.53円近辺まで下落したが、朝方の安値109.52円や、円買いオーダーが観測される109.50円を割り込む勢いはなかった。米政府機関の再開のアナウンスがあると報じられるとドルは急上昇したが、トランプ大統領の盟友逮捕歩道が嫌気されドル売りが優勢になった。

 

★欧州主要経済指標

・独・1月IFO企業景況感指数:99.1(予想:100.7、12月:101.0)
・英・12月銀行協会住宅ローン認可件数:38779件(予想:38800件、11月:39205件←39403件)

★欧米市場のポイント

・109.41-95円のレンジ相場

・英国の合意なき離脱回避期待でポンド高

・FRBは保有資産の縮小終了を議論報道

・米政府機関の一部再開報道

・トランプ大統領の盟友逮捕報道

・VIX指数は18.89から17.42へ低下

 

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