皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
こんにちは。助手のムサシです。
★ 【小次郎講師】 ★
おかげさまで3月に出版された私の著書がもの凄い勢いで売れている。爆買いというか、爆売れというか、予想外の状況でびっくりしている。
☆ [ムサシ] ☆
「小次郎講師の真・トレーダーズバイブル」ですね。
★ 【小次郎講師】 ★
正式名称は「小次郎講師流、目標利益を安定的に狙い澄まして獲る、真・トレーダーズバイブル、Vトレーダーになるためのルール作り」だ。
☆ [ムサシ] ☆
な、長い。
★ 【小次郎講師】 ★
出版社、パンローリング。定価2,800円、税込み3,024円
☆ [ムサシ] ☆
ちょっと高い。
★ 【小次郎講師】 ★
415頁もあるからね。通常の本の2冊分だ。2冊で2,800円なら高くない。
☆ [ムサシ] ☆
しかし重い。重い・分厚い・高い。この売れない要素が3拍子揃っている本が本当に売れているんですか?
★ 【小次郎講師】 ★
飛ぶように売れている。3月に出版して1ヶ月も立たないうちにもう増刷が決まった。これは投資の本としては異例の事態だそうだ。
☆ [ムサシ] ☆
中国人が爆買いしてるんですかね?
★ 【小次郎講師】 ★
まさか。出版社が分析したところ、出た答えは、内容がいいから、だそうだ。
☆ [ムサシ] ☆
自分で言っちゃいますか。
★ 【小次郎講師】 ★
ここはムサシ君に言ってほしかったが、言ってくれそうもないので、自分で言った。
☆ [ムサシ] ☆
確かに良い本です。素晴らしい本だと思います。でも、・・・僕の出番が全部カットされている。
★ 【小次郎講師】 ★
本だからね。しかも格調高い本だからね。残念ながらムサシ君の出番はない。
☆ [ムサシ] ☆
私は石坂浩二ですか?なんでも鑑○団の石坂浩二ってわけですか?
★ 【小次郎講師】 ★
そんないいものじゃない。
☆ [ムサシ] ☆
ま、私が出てないところを除いたら良い本だと思いますよ。確かに。
★ 【小次郎講師】 ★
構想5年、全てのトレーダーのバイブルになるものを書こうとして、ようやく完成した。私の集大成となる本だ。内容は大きく3つ、タートルズのトレード手法紹介、Myルール作りの解説、そして私の得意な移動平均線大循環分析&大循環MACDだ。
☆ [ムサシ] ☆
おおむね、この連載が本になったと思っていいんですね。
★ 【小次郎講師】 ★
ま、そういうことだ。もちろん、全体を書き直しているがね。
☆ [ムサシ] ☆
とすると、この本の続きが読めるのはフジトミさんのこのコラムだけと思っていいんですね。
★ [小次郎講師】 ★
そのとおり。この本に書いてない内容がこのコラムには詰まっている。
☆ [ムサシ] ☆
ということで小次郎講師の新著を読んで小次郎講師フアンになった方々、是非、このコラムをご愛読を。
【1、株主優待とは?】
★ 【小次郎講師】 ★
さて、前回の続き、投資リテラシーについて。本日のテーマは「株主優待で株を選ぶのをやめよう!」だ。
☆ [ムサシ] ☆
講師、念のために株主優待を説明してください。
★ 【小次郎講師】 ★
株主優待とは会社が自分の会社の株を持ってくれている投資家に特典を与えること。特典には以下のようなものがある。
・自社製品・・・製造業では、自社製品の詰め合わせなどが多い。
・自社のサービスに使える商品券・・・割引券・無料券、鉄道会社やテーマパークなどの利用権等。
・その土地の名産品・・・地方企業がその地方をアピールするためのものを用意。
・汎用的な商品券・・・自社製品とは関係ない商品券を配布。
等々。
☆ [ムサシ] ☆
会社が株主に対して、感謝を込めてサービスをする。最高じゃないですか。
★ 【小次郎講師】 ★
感謝を込めて、だったらね。
☆ [ムサシ] ☆
そうじゃないんですか?
★ 【小次郎講師】 ★
まず、理解してほしいとこは、世界中で日本のように株主優待をばんばんやっている国は日本だけということ。
☆ [ムサシ] ☆
他の国はやってないんですか?
★ 【小次郎講師】 ★
ない。一部企業が何周年かの記念で記念品を配布することがある程度。
☆ [ムサシ] ☆
世界中でやっているのかと思っていました。
★ 【小次郎講師】 ★
日本の企業はなんのためにやっているのだと思う?
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