皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

こんにちは。助手のムサシです。
★【小次郎講師】★
さて、手じまいの分類、本日はその4、いよいよ手じまいを究めるための3つのケース分類に入る。
☆【ムサシ】☆
ようやく、そこにたどりつきましたね。いよいよ最終段階ですか。
★【小次郎講師】★
仕掛けの3つのいケース分類は、①トレンド転換の仕掛け、②トレンド継続の仕掛け、③もみあい放れの仕掛けだった。いま一度復習しよう。
【仕掛けの3つのケース分類】
①トレンド転換の仕掛け
②トレンド継続の仕掛け
③もみあい放れの仕掛け
☆【ムサシ】☆
はい、そこまではしっかりと学びました。
★【小次郎講師】★
手じまいの3つのケース分類は、①一段上げの手じまい、②二段上げの手じまい、③三段上げの手じまいだ。
【手じまいの3つのケース分類】
①1段目の手じまい
②2段目の手じまい
③3段目の手じまい
☆【ムサシ】☆
なるほど。上昇相場の何段目かで手じまいルールを調整していくんですね。
★【小次郎講師】★
下降トレンドはこの逆、①一段下げの手じまい、②二段下げの手じまい、③三段下げの手じまいとなる。
【1、手じまいの3つのケース分類】
★【小次郎講師】★
手じまいの基本ルールは上昇相場で買いを仕掛けた後、ステージ1の間はしっかりと取ってステージ2になると手じまいするというもの。
☆【ムサシ】☆
下降トレンドでは売りを仕掛けた後、ステージ4の間はしっかりと取ってステージ5になると手じまう、ということですね。
★【小次郎講師】★
そうだ。
【手じまいの基本ルール】
・上昇トレンドの終了
ステージ2に変化したら手じまう
・下降トレンドの終了
ステージ5に変化したら手じまう
☆【ムサシ】☆
ここまでは理解しています。この手じまいポイントをケースによって使いわけていくのですね。
★【小次郎講師】★
そのとおり。
☆【ムサシ】☆
言うのは簡単なんですが、実際に行動するのは難しいですよ。
【2、1段目の手じまい】
★【小次郎講師】★
下図を参照。上昇相場の一段目が終わり、価格が帯に突入したとする。
☆【ムサシ】☆
きゃあ、不安ですね。
★【小次郎講師】★
まず、確認をするが、ステージ1で3本の移動平均線が右肩上がりを確認してエントリーする。そこから随分経過した。価格もある程度上昇した。しかし、上昇過程では決済しない。
☆【ムサシ】☆
ステージ1で推移している間は手じまわないんですよね。途中で一度価格が帯の上限近辺まで下げてきましたが、そこは平然とやりすごすんですね。
★【小次郎講師】★
そのとおり。移動平均線大循環分析を使うとトレードがすごくシンプルになる。価格変動の大半は悩む必要がなくなる。
☆【ムサシ】☆
なるほど、エントリーしてからステージ1が続いていたとしたら、悩んではいけないんですね。
★【小次郎講師】★
そう。平然と様子見する。そしてやがて価格が帯に突入する。ここら辺から悩むことを許す。
☆【ムサシ】☆
ようやく許していただけましたか。ではここで手じまいします。
★【小次郎講師】★
許すと言ってもそこで手じまいしていいわけではない。
☆【ムサシ】☆
まだ手じまってはいけないんですね。
★【小次郎講師】★
まずは手じまいの大原則。ローソク足の動きに一喜一憂しない。
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