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【第127回】カウンティングその4

2017.06.09

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、本日も「カウンティング」の続き。前回は法則③まで紹介した。覚えているかな。

☆【ムサシ】☆
もちろん。勉強になりました。

【法則①】
◇トレンド発生の法則
・上昇トレンドは+4を基本とする。+4が出現しない上昇は、まだ買方売方の勝負はついていない。
・下降トレンドは-4を基本とする。-4が出現しない下降は、まだ買方売方の勝負はついていない。

【法則②】
◇一波動の法則
・上昇トレンドの1波動は(原則)-4を含まない。
・下降トレンドの1波動は(原則)+4を含まない。

【法則③】
◇トレンド転換の法則
・トレンド転換には明確なシグナルがある。そのシグナルを探せ!

☆【ムサシ】☆
わかりやすいです。

★【小次郎講師】★
本日はさらにカウンティングを深めていきたい。

☆【ムサシ】☆
よろしくお願いします。

【1、安定トレンドを見つける】

★【小次郎講師】★
カウンティングを使って安定トレンドを見つけ出すことが出来る。

☆【ムサシ】☆
安定トレンドとは長続きするトレンドと思っていいですか。

★【小次郎講師】★
そのとおり、同じ上昇トレンドにも安定しているトレンド、加速しているトレンド、減速しているトレンドがある。減速しているトレンドは勢いが無くなっているわけだから、近いうちにトレンドが切り替わる可能性が高い。加速しているトレンドも実は急騰急落ということが多く、大きく上がるかもしれないが、実は長続きはしない。

☆【ムサシ】☆
とすると、安定上昇のトレンドが一番長続きするわけですね。

★【小次郎講師】★
そのとおり。そして安定上昇のトレンドが一般投資家にとって一番取りやすいトレンドといえるだろう。

☆【ムサシ】☆
だとしたら、それを見つけるのはとても重要ですね。

★【小次郎講師】★
カウンティングにおける安定上昇の法則。安定した上昇トレンドは2本に1本の割合で+4が出現。安定した下降トレンドは2本に1本の割合で-4が出現。

【法則④】
◇安定トレンドの法則
・安定した上昇トレンドは2本に1本の割合で+4が出現。
・安定した下降トレンドは2本に1本の割合で-4が出現。

☆【ムサシ】☆
なるほど、2本に1本ってとこが肝ですね。

★【小次郎講師】★
今まで、勉強してきたとおり、上昇トレンドは+4が出現して本物の上昇トレンドとなる。+4が出ていない上昇トレンドはまやかしと勉強した。

☆【ムサシ】☆
下降トレンドでは逆に-4が出現することが条件ですね。

★【小次郎講師】★
そのとおり。そして上昇トレンドで+4が出現した後、やはり上昇トレンドが続く限り+4が出やすいが、もちろん+4以外のカウントも出る。+2、0、-2などというのがよく出る。+3、+1、-1、-3もあるが、奇数が出るためには4項目のうちのどれかが同値という状態でないと出ないので、数は少ない。

☆【ムサシ】☆
奇数になるのは以下の場合でしたよね。

【カウントが奇数になるケース】
①寄り引け同事線
②終値が前日終値と同値
③高値が前日高値と同値
④安値が前日安値と同値

★【小次郎講師】★
うん、その通りだね。ということで上昇トレンドにおいても+4以外の数値がしばしば出る。

☆【ムサシ】☆
ただし、-4は出ない!!

★【小次郎講師】★
ちゃんと覚えているな!上昇トレンドの一波動において-4は基本的に出現しない。では、+4はどのような間隔で出るのが普通かというと、2本に1本が+4というのが安定上昇の基本。

☆【ムサシ】☆
わかりやすい。

【2、加速減速を見つける】

★【小次郎講師】★
とすると加速上昇のパターン、減速上昇のパターンもわかる。

【法則⑤】
◇加速トレンドの法則
・加速した上昇トレンドは2本に1本以上の割合で+4が出現。
・加速した下降トレンドは2本に1本以上割合で-4が出現。

☆【ムサシ】☆
つまり、上昇トレンドで連続して+4が出る、下降トレンドでは連続して-4が出るってことですね。



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