
以前、植田ショックが発生した2024年の相場を対象に、全ストラテジーの検証を行いました。
→シストレセレクト365 植田ショック時の相場を全ストラテジーで検証 【米ドル円版】
→シストレセレクト365 植田ショック時の相場を全ストラテジーで検証 【ユーロ円版】
→シストレセレクト365 植田ショック時の相場を全ストラテジーで検証 【ポンド円版】
→シストレセレクト365 植田ショック時の相場を全ストラテジーで検証 【豪ドル円版】
そして2025年12月1日、新たなストラテジーが20ストラテジー(=5キャラ×4通貨ペア)追加されました。
そこで本記事では、前回の100ストラテジーの検証に続き、今回、新たに追加された20ストラテジーの2024年の検証を確認しようと思います。
1. 検証条件(バックテスト概要)
検証条件は、新たに追加された各通貨ペアのストラテジーについて、以下の条件でバックテストを行います。
・対象:新しく追加された20ストラテジー
・検証期間:2024年1月1日~2024年12月31日
・価格データ:ブルームバーグのインターバンク市場におけるUSDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPYレート
・取引単位:1枚=1万ドル
・投資金額(証拠金額):取引数量1枚(10,000通貨)に対し2024年の証拠金基準額のうち最大値
USDJPY:64,540円
EURJPY:69,600円
GBPJPY:82,420円
AUDJPY:43,260円
・バックテストの目的:「急変相場での運用結果の確認」
1-1.検証結果一覧
以下は、シストレセレクト365に追加された新しいストラテジーのパフォーマンスを一覧化したものです。

・St名:ストラテジー名
・通貨ペア:取引する通貨ペア
・収益率 : 1枚運用した場合の投資金額に対する損益合計の割合
※シストレセレクト365のトレードツールに表示される収益率は、最大ドローダウン(DD)を考慮した数値である点にご注意ください。
・取引回数・利益回数・損失回数 : トレードの回数で、ポジション保有から決済までを1取引としてカウント
・損益合計 : 全トレードの損益を合算した金額
・総利益 : 全トレードのうち、利益のみを合算した金額
・総損失 : 全トレードのうち、損失のみを合算した金額
・PF(プロフィットファクター) : 総利益÷総損失
・平均損益 : 損益合計÷取引回数
・平均利益 : 総利益÷利益回数
・平均損失 : 総損失÷損失回数
・RRR : 平均利益÷平均損失
・勝率 : 取引回数に対する利益回数の割合
※損益合計はスワップポイントを除く
なお、これまでストラテジーのタイプは、、
・勝率は低いがRRRが高めのものを「トレンドフォロー型」
・勝率は高めでRRRが低めのものを「カウンタートレード型」
と表現してきました。
今回の新ストラテジーの追加にあわせ、
・勝率は低いがRRRが高めのものを「一発型」
・勝率は高めでRRRが低めのものを「コツコツ型」
と表現しています。
2024年における新ストラテジーの成績で特筆すべき点は、ユーロ円とポンド円のストラテジーが全てプラスとなっている一方で、米ドル円のストラテジーは5つのうち4つがマイナスだったことと、豪ドル円の新ストラテジーの収益率が1位と20位と明暗がはっきり分かれている点でしょう。
2. まとめ
新たに実装されたストラテジーの取引タイプは、全てコツコツ型(≒カウンタートレード型)なので、平均利益<平均損失(RRR<1)で、勝率は50%を上回る傾向にあります。
そのため、強いトレンドが発生する局面では、大きなドローダウンとなる可能性があります。
こういったことを理解した上で、コツコツ型のストラテジーを利用するようにするとベターだと思います。
次回の記事では、新ストラテジーそれぞれのバックテストの結果を細かく確認しようと思います。
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