(WTI原油)
14日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近9月限は、前日比1.15ドル高の1バレル=82.40ドルとなった。北海ブレント原油の期近10月限は同1.45ドル高の88.52ドル。RBOBガソリンの期近9月限は同5.61セント高の318.41セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同3.23セント高の428.29セントで引けた。
週末のWTI原油先物相場は、中東情勢の悪化による供給懸念が意識され、一時82.99ドルまで急反発した。
WTI原油9月限は、世界的な需要減退への懸念が圧迫要因となり、序盤に80.71ドルまで下落した。国際エネルギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPEC)が今週発表した弱気な世界石油需要見通しに加え、この日は米小売売上高が市場予想を下回ったことで、世界的な原油需要の先行きや米景気減速への懸念が強まった。
しかし、その後は中東情勢の悪化に伴う原油供給への不安が広がり、相場は82.99ドルまで急伸した。ホルムズ海峡を巡っては、米国とイランの双方が「自らの管理下にある」と主張している。両国の協議が停滞していることに加え、中東でタンカーへの攻撃が続いていることから供給懸念が強まり、買いが進んだ。13日にはヘグセス米国防長官が、米軍にはイランに対する海上封鎖を必要な限り継続できる戦力があるとの認識を示し、封鎖を無期限に維持することも可能だとして、イランをけん制した。
ただ、高値を付けた後は売り買いが交錯し、80ドル台から82ドル台のレンジで推移した。
週明けのWTI原油(9月限)は、82.20ドル台(9時10分現在)で推移している。北海ブレント原油(10月限)は88.60ドル台となっている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近10月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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