(WTI原油)
4日のWTI原油は、大幅続落。WTI原油の期近9月限は、前日比4.57ドル安の1バレル=75.77ドルとなった。北海ブレント原油の期近10月限は同4.41ドル安の79.36ドル。RBOBガソリンの期近9月限は同11.45セント安の285.22セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同10.67セント安の377.05セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、米国とイランによる和平協議の進展期待を背景に、一時75.11ドルまで下落した。
WTI原油9月限は、序盤に買いが先行し、82.33ドルまで上昇した。ロイター通信によると、4日にオマーン沿岸付近のホルムズ海峡で、航行中の貨物船が正体不明の飛翔体に被弾。また、イランがオマーンとの協議でホルムズ海峡を通航する船舶の管理権を求めていると伝わり、同海峡を通過する船舶への影響が警戒された。
しかし、その後は米国とイランの和平協議やホルムズ海峡の再開に向けた進展期待が強まり、相場は75.11ドルまで売り込まれた。ベセント米財務長官は4日、米CNBCテレビのインタビューで、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の再開に向け、イラン側と一両日中に合意に達する可能性があるとの見方を示した。さらに、ロイター通信によると、仲介国カタールの外務省報道官は、米国とイランの紛争の外交的解決に向けた取り組みが継続しており、交渉は「非常に進展した段階」にあると明らかにした。米イラン対立の緩和により中東産原油の供給懸念が後退し、売り圧力が強まった。
8月5日のWTI原油は74.30ドルまで続落し、引き続き下値を切り下げている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近10月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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