(WTI原油)
14日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近8月限は、前日比1.20ドル高の1バレル=79.34ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同1.43ドル高の84.73ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同6.10セント高の322.73セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同19.07セント高の401.43セントで引けた。
昨日のWTI原油先物相場は、引き続き米国とイランの対立による中東産原油の供給懸念を背景に、一時81.27ドルまで上昇した。
WTI原油8月限は、序盤から買いが先行。トランプ米大統領は、イランに対する海上封鎖を再開し、ホルムズ海峡を通過する貨物に「20%の対価」を求める方針を表明した。一方、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は、同海峡で複数の船舶を攻撃したと発表。アラブ首長国連邦(UAE)国防省によれば、オマーン領海内の同海峡でUAE船籍のタンカー2隻がイランのミサイル攻撃を受けたほか、14日は別のケミカルタンカーがオマーン沖で攻撃を受けた。また、イラン側はバーレーンやクウェートの米軍施設、オマーンやヨルダンの軍事施設も攻撃したという。米国とイランの対立による中東産原油の供給不安が高まり、相場は81.27ドルまで買い進まれた。
しかし、その後はトランプ大統領がホルムズ海峡を通過する貨物への対価要求を撤回したことで、相場は一時77.80ドル台まで上値を切り下げる動きも見せた。湾岸諸国の首脳らから米国に投資する代わりに貨物への対価要求を撤回するよう要請があったとされている。
ただし、引けにかけては、中東産原油の供給懸念が根強いことから、80ドル前後の水準まで買い直された。
7月15日のWTI原油は、79.90ドル台(10時23分現在)で推移、北海ブレント原油は85.60ドル台となっている。
WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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