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【海外原油市況】5日のWTI原油先物は、ドル高基調を背景に89.68ドルまで下落。週明けは中東情勢の悪化への警戒感から一時93.90ドルまで上昇。

2026.06.08

(WTI原油)
5日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近7月限は、前日比2.50ドル安の1バレル=90.54ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同1.94ドル安の93.09ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同0.76セント高の304.59セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同8.64セント安の358.74セントで引けた。

週末のWTI原油先物は、ドル高基調を背景に89.68ドルまで下落したものの、週明けは中東情勢の悪化への警戒感から買いが入り、一時93.90ドルまで上昇している。

WTI原油7月限は序盤から売りが先行。その後、為替市場でのドル高基調による割高感が意識され、相場は89.68ドルまで下げ幅を拡大した。この日発表された米国の5月雇用統計では、非農業部門の就業者数が前月比17万2000人増と、市場予想の8万5000人増を大幅に上回った。失業率は4.3%で前回から横ばい。こうした強い内容を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ観測が広がり、米長期金利が上昇、為替はドル高方向に進んだ。

一方、週明けは中東産原油の供給不安を警戒した動きが強まり、相場は一時93.90ドルまで急反発した。7日にはイスラエル軍が、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射し、これを迎撃したと発表。4月上旬に米国とイランの一時停戦が発効して以来、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃は初めてとなった。イスラエル高官は地元メディアに対し報復の可能性を示唆しており、イラン情勢の悪化による中東産原油の供給懸念が再び高まっている。

6月8日のWTI原油は、92.60ドル台(9時53分現在)、北海ブレント原油は95.30ドル台で推移している。

WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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