(WTI原油)
9日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近3月限は前週末比0.81ドル高の1バレル=64.36ドルで取引を終えた。北海ブレント原油の期近4月限は0.99ドル高の69.04ドルだった。RBOBガソリンの期近3月限は3.23セント高の198.55セント、NYヒーティングオイルの期近3月限は0.36セント高の241.69セントで引けた。
週明けのWTI原油は、中東産原油を巡る供給混乱への警戒感が再燃し、1バレル=64.88ドルまで上昇した。
WTI原油3月限は、取引序盤に62.62ドルまで下落したものの、米国とイランの対立を背景に中東産原油の供給混乱が改めて意識され、買いが強まり64.88ドルまで急伸した。
9日に、米運輸省の海事局がホルムズ海峡やオマーン湾付近を航行する米国船籍に対し、航行の安全を損なわない範囲で、可能な限りイラン領海から離れ、オマーン領海に近い航路を選択するよう勧告した。海事局は、イランが長年にわたり同地域を航行する商船を拘束したり、立ち入り検査を行ってきたと指摘。こうした動きは直近では3日に確認されたとしている。これを受け、市場ではイラン情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給混乱への警戒感が改めて強まった。
また、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は6日、欧州委員会が新たな対ロシア制裁措置を提案したと明らかにした。制裁案には、ロシアの石油輸出を目的とした海運サービスの全面禁止が含まれるという。EUによる追加制裁により、ロシア産原油の供給が滞るとの懸念も根強く、原油相場の下支え要因となっている。
WTI原油期近3月限日足

北海ブレント原油期近4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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