(WTI原油)
7日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近2月限は前日比1.14ドル安の55.99ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同0.74ドル安の59.96ドル、RBOBガソリンの期近2月限 、同0.61セント安の169.45セント、NYヒーティングオイルの期近2月限は、同2.63セント安の205.67セント。
昨日のWTI原油は、需給の緩みを警戒した動きによって55.76ドルまで続落した。
WTI原油の2月限は、序盤から売りが先行する展開となった。6日、トランプ米大統領はSNS上で、ベネズエラの暫定政権が制裁対象となっている原油3000万~5000万バレルを米国に引き渡すと表明した。さらに、当該原油の収益を自身が管理したうえで、米国およびベネズエラ国民に還元する考えを示した。
これを受け、市場ではベネズエラ産原油の受け入れが需給環境に与える影響や、政策の先行き不透明感が意識され、原油の売り圧力が強まった。相場は一時55.76ドルまで下落した。
また、ロイター通信によれば、トランプ大統領は9日にもホワイトハウスで米石油大手関係者と会談し、世界最大の原油埋蔵量を有するベネズエラの産業復興について協議する可能性が高いとされている。この報道も供給増加への警戒感を強める要因となった。
さらに、米国内の石油製品在庫の増加も相場の重しとなった。EIA(米エネルギー情報局)が発表した週間在庫統計では、原油在庫は前週比380万バレル減と市場予想の50万バレル増に反して取り崩しとなったものの、ガソリン在庫は770万バレル増、中間留分在庫は560万バレル増と、いずれも市場予想を上回る積み増しとなった。
WTI原油期近2月限日足

北海ブレント原油期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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