― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
11日のNY金2月限は、前営業日比88.3ドル高の1トロイオンス=4,313.0ドルで取引を終えました。米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場の弱さが示唆されたことを受けてドル売りが優勢となり、ドル建て資産である金の割安感が意識され、買いが優勢となりました。
時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が事前の警戒ほどタカ派的ではなかったとの見方が支援材料となりましたが、「利下げ一時停止」の思惑が広がったことで利益確定売りも散見されました。欧州時間にかけては方向感に乏しい展開となりました。
日中取引では、ドル安進行と米新規失業保険申請件数の急増が支援材料となり、買いが継続する展開でした。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建て金のタイムサイクル分析では、10月20日の高値を起点とし、12月1日の高値が31本目となっています。この12月1日の高値がトップサイクルを形成した可能性が高まっています。一方、ボトムサイクルについては明確な調整局面を確認できていないものの、12月9日の安値がボトムを形成した可能性があります。
実線は12月1日の高値を上抜けて陽線を形成していることから、足元では10月20日の最高値を試す展開となる可能性が高まっています。
(NYプラチナ)
11日のNYプラチナ1月限は、前日比65.6ドル高となりました。時間外取引では、FOMCが想定ほどタカ派的ではなかったとの見方が支援材料となりましたが、金市場で利益確定売りが出た影響を受け、上値は抑えられました。ただし、押し目はしっかりと買われる展開となりました。欧州時間に入ると、金と同様にもみ合いが続きました。
日中取引では、ドル安基調に加え、米新規失業保険申請件数の急増、さらに金相場の堅調さが追い風となり、買いが優勢となりました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクル分析では、12月1日の高値がトップサイクルを形成した可能性が高まっています。ボトムサイクルは11月21日の安値が起点となり、本日で16本目を数えています。
実線が12月1日に形成された長い上ヒゲ帯に絡んだ位置にあることから、相場の強さがうかがえます。このため、10日EMAを下抜けない限り、上値を試す展開が継続する可能性が高いとみています。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。




