― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
5日のNY金2月限は、前営業日と変わらず 1トロイオンス=4243.0ドル で取引を終えました。序盤は 4290ドル前後まで買いが先行 しましたが、米10年債利回りの上昇により、金利を生まない金の相対的な投資魅力が低下。結果として 4230ドル割れまで失速 する場面がみられました。その後は、FOMCを控えた持ち高調整が中心となり、大きな方向感は出ませんでした。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、市場では追加利下げ観測が根強く、一時的に強含む場面もありました。しかし、FRB議長交代を受けて来年はハト派寄りの政策継続が意識される一方、高値からは戻り売りに押される展開となっています。9月の米コアPCE価格指数が前年比2.8%へ鈍化したことへの市場の反応も限定的でした。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
タイムサイクルでは、10月20日の高値を起点として本日で36本目 を形成しています。
平均トップサイクルは29本、前回は30本であったことから、現在はトップ形成の時間帯に位置している可能性が高いと判断しています。
実線が 10日EMAを下抜けて確定 する展開となれば、
➡ 12月1日の高値がトップとなる可能性が一段と高まります。
その場合の下値ターゲットは、
➡ 25日EMA(約4127ドル) が意識されやすい局面です。
テクニカル指標も過熱感がみられるため、調整局面入りの可否は10日EMAの攻防がポイントになるとみています。
(NYプラチナ)
5日のNYプラチナ1月限は 前日比4.0ドル安の1656.60ドル と小幅に続落しました。
今週のFOMCを控えて様子見ムードが強く、市場ではすでに 0.25%の追加利下げを織り込み済み となっています。金相場が方向感を欠いたこともあり、プラチナも上値を追いづらい展開となりました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
プラチナは 12月1日の高値がトップとなる可能性が高まる局面 にあります。
実線が 10日EMAを確定足で下抜ける ようであれば、トップ完成から下降波へ移行するシナリオが濃厚になります。
現在、ボトムサイクルは 今週で12本目 を形成。
平均ボトムサイクルは37本、直近トップサイクルを33本と仮定すると、
➡ 今後21〜25本程度の下降波を形成する余地が十分にある と考えています。
オシレーター系指標では上昇一服感がみられ、短期的な過熱感が意識され始めています。
今週は特に 10日EMAを下抜けるかどうか が重要な見極めポイントになります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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テクニカルアナリスト 村石
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