― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
NY金2月限は、前営業日比52.6ドル高の1トロイオンス=4,254.9ドルで取引を終了しました。米金利の低下基調が続く中、金利を生まない金の相対的な投資妙味が高まり、13日以来となる4,263.1ドルまで上昇する場面がありました。米長期金利の指標である10年債利回りは、一時3.95%台と10月23日以来の低水準をつけた後、4.03%台へ戻したものの、感謝祭前の26日を上抜けるには至りませんでした。
時間外取引では、アジア時間前半に買いが先行し堅調に推移しました。午後以降の欧州時間ではシステム障害により一時取引が停止しましたが、日中取引では復旧後に再び上昇基調を強めました。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げが意識され、ドル安進行が投機的な買いを誘発したほか、銀が高値を更新する急騰となったことも金相場を押し上げました。いったん上げ幅を縮小したものの、再度買いが強まり、最終的には50ドルを超える上昇幅となりました。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドの日足タイムサイクルでは、10月20日の高値がトップとなり、本日時点でトップサイクル31本目に入っています。平均トップサイクルは29本、前回は30本であったことを踏まえると、現在はトップ形成の時間帯に位置しています。ただし、現状では明確な反転シグナルが点灯していないため、引き続き上値を試す可能性があります。短期的には、11月13日の直近高値の更新を意識した展開となりそうです。
(NYプラチナ)
NYプラチナ1月限は前日比98.8ドル高の1,685.00ドルで引けました。時間外取引ではアジア時間前半に50ドル超の上昇となり、その後欧州時間帯にシステム停止を挟んだものの、60ドル超の上昇を維持しました。日中取引では金・銀の一段高に連動する形で上げ幅を拡大し、一時100ドルを超える急騰となりました。1,700ドルの節目が抵抗線として意識されましたが、90ドル超の上昇幅を維持する強い値動きとなりました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
プラチナの日足タイムサイクルでは、11月13日の高値でハーフトップサイクルを形成し、本日時点でトップサイクル13本目となっています。平均トップサイクルは32本、前回は21本であったことから、今後8〜13日程度は上昇波を形成する余地が残されています。現状、明確な反転サインは確認されておらず、引き続き上値を試す展開が見込まれます。上値目標としては、10月16日の高値が視野に入ります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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テクニカルアナリスト 村石
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