（ＮＹ金・ＮＹ白金）
３日のＮＹ金は、急反発。ＮＹ金の期近１２月限は前日比４０．８ドル高の３９０８．９ドル、ＮＹ白金の期近１月限は同５６．１ドル高の１６４２．１ドル、ＮＹ銀の期近１２月限は同１５９．６セント高の４７９６．５セント。
週末のＮＹ金は、安全資産の買いによって急反発した。
ＮＹ金の１２月限は、序盤に３８６１．１ドルまで下落した。しかし、その後は米政府機関の一部閉鎖による景気の先行きと雇用の悪化懸念を背景に、ＮＹ金は安全資産として３９１６．８ドルまで買い進まれた。１月に米連邦政府は予算切れから、政府機関の一部機関の閉鎖を開始した。この閉鎖によって、景気先行きと雇用の悪化が警戒された。上院はこれまで、下院で可決したつなぎ予算案を３度否決している。上院でのつなぎ予算案の議会通過のめどは立っていない状況が続いている。
ＮＹ白金は、ＮＹ金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調を背景に急反発した。
ＮＹ白金の１月限は、序盤に１５８２．０ドルまで下落した。しかし、その後はＮＹ金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調によって、ＮＹ白金は１６４９．９ドルまで上昇した。
ＮＹ金１２月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
ＮＹ白金１月限日足
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（ＷＴＩ原油）
３日のＷＴＩ原油は、５営業日ぶりに反発。ＷＴＩ原油の期近１１月限は前日比０．４０ドル高の６０．８８ドル、北海ブレント原油の期近１２月限は同０．４２ドル高の６４．５３ドル、ＲＢＯＢガソリンの期近１１月限は、同０．９５セント高の１８６．０５セント、ＮＹヒーティングオイルの期近１１月限は、同０．７２セント安の２２３．６３セント。
週末のＷＴＩ原油は、連日の下落に対する安値拾いの買いによって反発した。
ＷＴＩ原油の１１月限は、序盤に連日の下落に対する安値拾いの買いによって６１．３８ドルまで上昇した。しかし、その後は産油国の増産観測が圧迫要因になると、ＷＴＩ原油は６０．５５ドルまで下落した。ＯＰＥＣプラスの有志８カ国は、１０月５日の会合で１１月も増産する見通しが報じられている。一部報道では、１０月の増産幅となる日量１３万７０００バレルの２～３倍に相当する２７万４０００～４１万１０００バレルの生産拡大で合意する可能性があるとされている。ただ、安値をつけてからのＷＴＩ原油は、売り買い交錯する動きとなり、引けにかけては６０．６０ドルから６１．２０ドル台のレンジで揉み合う動きが続いた。
ＷＴＩ原油期近１１月限日足
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（ＣＢＯＴコーン）
３日のシカゴコーンは、反落。シカゴコーンの中心限月１２月限は、前日比２．７５セント安の４１９．００セント。
週末のシカゴコーンは、前日の上昇に対する反動と米国産トウモロコシの豊作観測を背景に反落した。
シカゴコーンの１２月限は、序盤は４２３．００セントまで上昇した。しかし、その後は前日からの反発に対する反動と米国産トウモロコシの豊作観測が圧迫要因となり、シカゴコーンは４１８．５０セントまで崩れた。１日に米政府機関が一部閉鎖していることで、農務省の週間クロップ・プログレスや９日に予定されている需給報告が影響を受ける可能性がある。
シカゴコーン期近１２月限日足
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