(NY金・NY白金)
12日のNY金は、3営業日ぶりの反発。NY金の期近12月限は前日比12.8ドル高の3686.4ドル、NY白金の期近10月限は同11.9ドル高の1411.7ドル、NY銀の期近12月限は同68.1セント高の4283.0セント。
昨日のNY金は、米国の利下げ観測が強まる中、3営業日ぶりに反発した。
NY金の12月限は、序盤から買いが先行して3695.5ドルまで上昇した。今週発表された8月の米消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が、トランプ政権の関税政策によるインフレ圧力につながってないことが示された。一方、雇用関連指数は弱めの内容となった。この一連の米経済指標の結果を受けて、市場では来週の米FOMC(連邦公開市場委員会)で利下げがほぼ確実視され、年内の利下げ回数や大幅利下げが注目されていることから、この日のNY金は買われた。
しかし、高値をつけてからのNY金は利益確定の売りと持ち高調整の動きによって3675ドル台まで上げ幅を縮小した。その後は、売り買い交錯する動きとなり、3670ドル台と3690ドル台のレンジで揉み合う展開が続いた。
NY白金は、NY金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調を背景に続伸した。
NY白金の10月限は、序盤に1385.5ドルまで下落した。しかし、その後はNY金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料になると、NY白金は1422.1ドルまで続伸した。ただ、高値をつけてからは、NY金の上昇と為替のドル安・ユーロ高基調が一巡したことで、NY白金は1402ドル台まで上値を切り下げた。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
12日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近10月限は前日比0.32ドル高の62.69ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同0.62ドル高の66.99ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同0.61セント高の198.54セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同0.81セント高の229.00セント。
昨日のWTI原油は、ロシア産原油の供給懸念を警戒した動きによって反発した。
WTI原油の10月限は、前日の下落基調を維持すると序盤に61.69ドルまで下落した。しかし、その後はロシア産原油の供給懸念を背景にWTI原油は63.98ドルまで急反発した。
ロイター通信によると、この日ウクライナ軍はロシア北西部プリモルスク港の主要石油輸出ターミナルを攻撃して、ターミナルの操業が停止したと報じた。プリモルスク港は、ロシア産原油の主要輸出拠点となっていることから、ロシア産原油の供給懸念を警戒する動きによってWTI原油は買われた。
しかし、63.98ドルまでの上昇は一時的な動きとなり、その後は世界的な供給過剰が意識され、WTI原油は62.60ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。今週発表されたIEA(国際エネルギー機関)の月報で、2025年の石油供給が予想を上回るペースで増加する見通しとなった。一方、OPEC月報では2025年の世界の石油需要見通しが5カ月連続で据え置かれた。供給の増加と需要の横ばい見通しとなったIEAとOPEC月報を受けて、市場では世界的な供給過剰が意識されている。
WTI原油期近10月限日足

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(CBOTコーン)
12日のシカゴコーンは、大幅続伸。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比10.25セント高の430.00セント。
昨日のシカゴコーンは、売り買い交錯する動きの中、大幅続伸した。
シカゴコーンの12月限は、米国の農務省による需給報告の発表後に417.00セントまで下落した。この日発表された米需給報告で、2025~26年度の米国産トウモロコシの生産高見通しが168億1400万ブッシェルとなり、前月の167憶4200万ブッシェルから上方修正された。しかし、417セントまでの下落は一時的な動きとなり、その後は米トウモロコシ単収見通しや期末在庫の下方修正が支援材料となり、シカゴコーンは430.25セントまで続伸した。2025~26年度の米国産トウモロコシの単収予想は、1エーカー当たり186.7ブッシェルとなり、前月の188.8ブッシェルから下方修正された。期末在庫は、21億1000万ブッシェルと、前月の21億1700万ブッシェルから減少した。
シカゴコーン期近12月限日足

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