(NY金・NY白金)
7日のNY金は、急反発。NY金の期近8月限は前日比20.3ドル高の3453.7ドル、NY白金の期近10月限は同14.3ドル高の1354.2ドル、NY銀の期近9月限は同39.2セント高の3829.4セント。
昨日のNY金は、安全資産としての買いが集まり急反発した。
NY金の12月限は、序盤から買いが先行すると、その後はほぼ一本調子に上昇して3483.8ドルまで買い進まれた。この日、トランプ米政権は貿易相手国・地域に対する10~41%の新たな相互関税を発動した。69カ国・地域には個別に相互関税率を設定し、他の国は一律で10%としている。また、6日にトランプ大統領は、米国に輸入される半導体に対し「約100%の関税を課す」と表明した。このトランプ米政権の関税政策による世界的な景気先行き不安によって、この日のNY金は安全資産として買われた。
また、上昇局面では米国の早期利下げ観測もNY金の支援材料となった。この日発表された米新規失業保険申請が、前週比7000件増の22万6000件となり市場予想の22万1000件を上回り、2週連続の悪化となった。この低調な労働市場を示唆する内容となった米新規失業保険申請の発表を受けて、市場では米国の早期利下げ観測が高まっている。
NY白金は、NY金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高方向への戻りによって続伸した。NY白金の10月限は、前日の上昇基調を維持して1369.1ドルまで続伸した後、為替のドル高・ユーロ安基調によって1337.7ドルまで崩れた。しかし、NY白金の下振れは一時的な動きとなり、その後は為替のドル安・ユーロ高方向の戻りとNY金の強調地合いに反応して、NY白金は1360ドル前後の水準まで買い直された。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
7日のWTI原油は、6営業日連続の下落。WTI原油の期近9月限は前日比0.47ドル安の63.88ドル、北海ブレント原油の期近10月限は同0.46ドル安の66.43ドル、RBOBガソリンの期近9月限は、同1.29セント安の207.75セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同0.40セント高の226.68セント。
昨日のWTI原油は、需給の緩和観測と為替のドル高基調を背景に続落した。
WTI原油の9月限は、連日の下落に対する反動から65.11ドルまで上昇した。しかし、その後は需給の緩和観測と為替のドル安・ユーロ高基調によって下落基調に戻ると、63.70ドルまで崩れた。
この日、ロシアのウシャコフ大統領補佐(外交担当)は、「米国とロシアの首脳が近く会談することで原則合意した」と発表した。対面での米ロ首脳会談は2021年6月以来で、ロシアがウクライナに侵攻した22年2月以降では初めてとなる。この会談が実現することで、対ロシアへの制裁解除の可能性が高まり、ロシア産原油が市場に流入するとみられ、需給の緩和観測が台頭した。
また、ドル建てで取引されるWTI原油は、為替のドル高基調の動きから割高感となり、売り圧力が強まった。
WTI原油期近9月限日足

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(CBOTコーン)
7日のシカゴコーンは、5営業日ぶりに反発。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比5.75セント高の47.00セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いと米国産トウモロコシの輸出需要を背景に反発した。シカゴコーンの12月限は、前日からの戻り基調を維持して序盤から買いが先行した。シカゴコーンは、前日に396.75セントまで直近の安値を更新してから、持ち高調整と安値拾いの買いによって戻り基調となっていた。その後、米国産トウモロコシの輸出需要によって、シカゴコーンは408.00セントまで上げ幅を拡大した。
この日発表された米国産トウモロコシの2025年度の純成約高は、17万0400トンと予想レンジ20万~40万トン内となった。一方、2026年度の純成約高は316万3200トンとなり、予想レンジの上限となる250万トンを大幅に上回った。この2026年度の米国産トウモロコシの輸出需要が、シカゴコーンの支援材料となった。
シカゴコーン期近12月限日足

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